-言葉は力-
    ・ もう、50年ほど前に発せられた故飯塚 毅先生の言葉になります。
     いつの時代もそうですが、今日のようなAI社会、技術革新の激動時代にあって、
     いかにして見えないものを現実として感じ取れるか、それをどう活かすか先見力
     の重要性を教えて頂きました。
 『見ない人には実在しない運命の岐路』 株式会社TKC創業者
       あるものを認識し得ない人達にとっては、そのものは実在しない。細菌の恐
      ろしさを認識し得ない人にとっては、細菌の恐ろしさは実在しない。いまここ
      に運命の岐れ路があると、認識できる人にとっては、運命の岐れ路は実在する
      が、足下に、運命の岐れ路を読み取れない人にとっては自分がいま運命の岐れ
      路に立っているとの実感はない。幸か不幸か、運命は無形である。自分の足下
      に、無形である運命の岐路が横たわっていると直感できる人は幸いである。
       その人は、没落消滅の悲運を泣かずに済むからである。電算機の猛烈な普及
      浸透が絶対不可避の時代だと識って割り切ったとき、自分の足下には、運命の
      岐路が歴然として横たわることを知らねばならぬ。
       遅れることに意味と価値とがあるならば遅れるのも良い。だが遅れることは、
      時代から遅れることであり、それだけ、自分の問題解決を先へ先へと押しやっ
      ているに過ぎない。そのことは、自分の運命が回復困難なところまで、刻まれ
      てしまう成りゆきを放置しておくことを意味する。
      ・「働き方改革関連法」ができ、また推進支援金の手当もなされています。
      小さな会社にとっては、無縁の制度に思えます。まずは、業務の無駄や仕事の
      効率化を図る前に、職場として楽しく働ける雰囲気作りが必要です。
       デール・カーネギーの言葉は、働く上での大事な心得を説いています。
  『仕事について』 デール・カーネギー
       ものの見方を改めれば、どんな仕事でも楽しくなる。 仕事に興味を持てば、
      会社の利益があがって上役が喜ぶ。 それはさておき、実益の点から考えても、
      仕事に興味を持つと人生の楽しみが二倍になる。 起きている時間の半分は仕事
      をしているのだから、仕事が楽しくなければ、 人生は不幸になる。
      仕事が面白くなれば悩みは忘れるし、いつの日かは昇進や昇給も実現するかも
      知れない。 少なくとも、疲労は最低限度におさえられるし、余暇もずっと楽し
      くすごせる。