経営とは「遠きをはかる」こと
 社是 「いい会社をつくりましょう」~たくましく そして やさしく~
  創業以来、48年連続の増収、増益の記録を達成した
  長野県伊那の寒天メーカー伊那食品工業(株)は、二宮尊徳の言葉
  「遠きをはかる」を経営戦略としてきました。
   会社は社員を幸せにするためにある。それには、会社を永続し
  成長していかなければならない。その実践が「年輪経営」であった。
  著者:伊那食品工業株式会社 代表取締役会長 塚越 寛 氏
  発行:株式会社 光文社
        遠きをはかる者は富み
        近くをはかる者は貧す
        それ遠きをはかる者は百年のために
        杉苗を植う
        まして春まきて秋実る物においてをや
        故に富有り
        近くをはかる者は
        春植えて秋実る物をも尚遠しとして植えず
        唯眼前の利に迷うてまかずとして取り
        植えずして刈り取る事のみ眼につく
        故に貧窮す
                          二宮尊徳