● 今月特集… 年金支給額の引き下げ
 厚生労働省は四月からの年金支給額について、過去の特例措置で本来より高くなって
支給水準を見直すため年金を引き下げると発表した。
 国民年金を満額受給する場合は、475円減の月64,875円に、厚生年金は、夫婦二人の
標準的な世帯で1,666円引き下げ月226,925円となります。
 年金の0.7%の引き下げと消費増税3%の負担で、可処分所得は月6,600円ほど少なく
なって、高齢者の生活は一層厳しいものとなります。
 都知事選の世論調査では、有権者が争点で重視する課題は「医療と福祉対策」を一番
に掲げており、老後に安心して暮らせる社会を願っています。
■平成26年度に実施される年金支給額と保険料の改定
年金受給額減 国民年金 厚生年金    
現  在 64,875円 228,591円
平成26年4月~ 64.400円 226,925円
年金負担額増    
現  在 15,040円 報酬額の17.12%
平成26年4月~ 15,250円 報酬額の17.474%